テレワークのデメリットとその解決策

新型コロナウイルスが日本に上陸し、第1回目の緊急事態宣言が発令されてから1年以上が経ちました。まったくノウハウがない状態から手探りでテレワークを開始した企業も少なくないと思います。

初めのころより慣れてきたとはいえ、「テレワークはイイことばかり!」かというと、もちろんそうではありません。見え始めてきたテレワークのデメリットとその解決策について、考えていきましょう。

①生産性が落ちる
 2021年1月、「テレワークでの生産性は、出社時の84.1%(全体平均)である」という調査結果が発表されました(※)パーソル総合研究所「第四回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」

生産性が落ちる原因には、
1.勤務環境が整っていない
 …≫ネット環境、机、椅子など
2.集中しづらい
 …≫緊張感が続かない、家族などの協力が得られないなど
3.同僚からの助けが得られない
 …≫声かけ、質問がしづらいなど
などが挙げられます。

1と2については、慣れていけば工夫・改善されていくことも多いのですが、3に関しては、組織の課題として取り組んでいかなければなりません。困っている人が、気軽に声を上げられる手段として、グループウエアのチャットや掲示板機能を利用しましょう。