令和5年職場における熱中症の発生状況(確定値)について

厚生労働省より「令和5年職場における熱中症の発生状況(確定値)」が発表されています。令和5年の熱中症発生状況の主な内容は次の通りです。
/場における熱中症による死傷者数の状況
・死亡者数及び休業4日以上の業務上疾病者数(合わせて死傷者数)は1,106人(うち死亡者数は31人)
業種別の熱中症発生状況
・熱中症死傷者数の業種別発生状況は、製造業が231人、建設業209人となっており、死亡者数においては建設業が12人と最も多く発生しています。
時間帯別の発生状況
・11時台が最も多く155人、次いで9時台以前143人、15時台123人となっており、日中の作業終了後に帰宅してから体調が悪化し病院へ搬送されるケースもあるとのことです。

熱中症による死傷者数の推移ですが、令和3年は561人、令和4年は827人、そして令和5年は1,106人となり増加傾向にあります。まだまだ暑い日が続いていますのでそれぞれの職場環境に応じた適切な対策を実施しましょう。