国家資格等のオンライン・デジタル化(社会保険労務士含む)

現行では、多くの国家資格等に関する手続きは紙媒体を前提に運用されていますが、マイナンバー法等の改正により、2024年5月27日から約80の国家資格等がマイナンバー利用事務に追加されました。
これを踏まえ、各省庁が所管する国家資格等の手続きにおいて、オンライン申請等を可能とします。
また、住民基本台帳ネットワークシステム及び情報提供ネットワークシステムとの連携等により、資格保有者等にとっては、各種申請手続における添付書類の省略等とマイナポータルを活用した資格の証明が、行政機関等にとっては資格管理事務の効率化と資格情報の正確性の担保が実現できることとなります。

メリット
国家資格等のオンライン・デジタル化によるメリットについて紹介します。

各種申請
各種申請書類のオンライン提出が可能
オンライン支払いが可能
マイナンバーの活用により住民票等の写しの提出を省略が可能
申請状況の確認が可能
マイナポータルからのお知らせを確認可能
資格の維持
婚姻や引っ越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続きの簡略が可能
※資格ごとに取扱は異なります。
資格の活用
自身の保有する資格情報をマイナポータル上で参照可能
真正性の確保や偽証防止機能等を設けたうえで、資格情報を電子媒体の形式で出力、表示が可能
マイナポータルAPIの活用により外部システムへ資格情報の連携が可能