平成24年度「技能検定」の実施状況まとめ(厚労省)

 厚労省は、平成24年度に実施された「技能検定」について実施状況をまとめました。その結果、平成24年度の合格者数は28万4,676人で、前年度に比べ、3万503人・9.7%の減少となりました。技能検定制度は働く上で身につけるべき、または必要とされる技能の程度を国として証明するもので、現在128職種について実施しています。これに合格した人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始以来、今回の平成24年度の実施までで延べ約519万人が資格を取得しています。


【平成24年度の実施状況の概要】

● 受検申請者数の合計は74万9,145人で、前年度比で4.1%減少。
● 合格者数の合計は28万4,676人で、前年度比で9.7%の減少。制度創設当初からの合格者数の累計は518万9,518人となった。
● 受検申請者数が多い上位5職種は、次のとおり。
・ファイナンシャル・プランニング:約 47.7万人、対前年度比 6.9%減(全体に占める割合は63.7%)
・機械保全:約 3.3万人、対前年度比 2.7%増(同4.3%)
・機械加工:約 2.2万人、対前年度比 5.6%増(同3.0%)
・知的財産管理:約 1.8万人、対前年度比10.2%減(同2.4%)
・金融窓口サービス:約 1.8万人、対前年度比12.7%減(同2.4%)

詳しくは、以下のURLをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000036il2-att/2r98520000036iot.pdf