伊藤忠商事、夜型勤務から朝方へシフト

 伊藤忠商事は8月2日、業務の効率化や社員の健康の保持・増進のほか、家族と過ごす時間などを確保するワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に配慮した働きやすい環境をつくりにつなげることをねらいとして、22時以降の深夜勤務を禁止し、朝方勤務に移行すると発表しました。

 実施概要によりますと現在22時から5時までの深夜勤務に対して支給している50%の割増賃金を、朝9時までの早朝勤務にも拡大して支給することとし、午後8時以降の残業は原則禁止、深夜残業(午後10時~午前5時)は禁止し完全消灯するとの事です。

 さらに社員への健康に配慮し、朝8時までに始業した社員には軽食を無償で支給することを考えているそうです。

 今後は、2013年10月1日の実施へ向けて社員説明会、労働組合との協議や就業規則等の改訂を予定しています。