介護保険の自己負担増、15年8月から 地域医療・介護確保法案を閣議決定

 政府は12日、医療提供体制と介護保険制度を一体的に見直す「地域医療・介護確保法案」を閣議決定し、今通常国会で成立させる見通しです。医療提供体制の整備に向け都道府県に基金を新設するほか、介護保険については、2015年8月から利用者の自己負担が一部引き上げられることになります。年間の年金収入が単身で280万円以上、夫婦で359万円以上が引き上げの対象となり、従来の1割負担から2割負担になります。