就職が6年ぶりに離職を上回る 13年雇用動向調査

 厚生労働省は9月9日、2013年に就職や転職で仕事に就いた人の割合を示す「入職率」が退職や解雇で仕事を辞めた人の「離職率」を6年ぶりに上回ったとする雇用動向調査結果を公表しました。

 入職率は前年より1.5ポイント高い16.3%、離職率は15.6%(同0.8ポイント増)でした。両方の割合がともに高まったのは、新しい職を求めて転職する人が増えたことの表れと考えられます。実際に、働く人に占める転職者の割合が10.5%と前年より1.4ポイント上がり、8年ぶりの高水準となりました。