介護休業給付、賃金の67%に引き上げを検討 厚生労働省

 厚生労働省は22日、家族の介護のために仕事を休む介護休業制度で、介護休業を取る人への給付金を引き上げる検討に入りました。現在賃金の40%となっている給付金を、先行して引き上げた育児休業と同じ賃金の67%とする案を軸に調整する見込みです。1月上旬の労使が参加する労働政策審議会の分科会で、労使の代表らと今後の給付率について議論します。