ホンダ 65歳まで定年延長、「育児・介護手当」導入へ 

 ホンダは、現行の60歳から65歳への定年延長や家族手当ての育児・介護手当てへの転換など労働条件の見直しについて労働組合執行部と基本合意したと発表しました。グループ6社の従業員約4万人が対象で、2016年度中の導入を目指しています。

 国内の自動車メーカー大手で定年を延長するのは初めて。60歳以降の雇用は本人の選択制になるということです。

 また、配偶者ら扶養家族への手当を廃止し、18歳までの子どもや介護が必要な家族一人あたり2万円を支払う制度に転換します。あわせて、在宅勤務や育児のための短時間勤務、半日の有給休暇も導入します。