労務トピックス 記事の一覧

5月の基本給、前年比2年2か月ぶりの増

 厚生労働省が18日に発表した5月の毎月勤労統計調査の確報によると、基本給などの所定内給与が一人あたり前年同月113円増の24万1375円となり、震災の反動で上昇した12年3月以来2年2カ月ぶりにプラス転換しました。

限定正社員、契約条件明確に 厚労省報告書

 勤務地や業務内容をあらかじめ限定して働く限定正社員を増やすための政策が7月11日にまとまりました。 厚生労働省の報告書では、どの条件を限定するか労働契約で明確に示すことや、解雇する際、一般の正社員と同様に解雇を回避する […]

「ハローワークが雇い止め」と非正規職員の男性が提訴

 東京労働局の「ハローワーク立川」で非正規職員として勤務していた60代の男性が3日、不当に雇い止めを受けたとして、ハローワークを所管する国を相手取って、職員としての地位確認や月額約27万円の未払い賃金の支払いなどを求め、 […]

入院食費の自己負担を倍近くに引上げ 1食460円へ

 厚生労働省は7月2日、公的医療保険の制度改革に関して、一般病床の入院患者が医療機関に支払う食費の自己負担額(1食あたり)を、現状の原則260円から460円に引き上げる案を固めました。早ければ2015年度中の実施を目指し […]

厚生労働省の審議会で最低賃金引き上げの議論開始

 厚生労働省は7月1日、中央最低賃金審議会を開き、10月以降の最低賃金引き上げの議論を始めました。昨年の引き上げは全国平均で15円でしたが、政府は成長戦略で最低賃金の引き上げを掲げていて、7月末までの議論でどこまで引き上 […]

精神障害の労災請求件数が1,409件と過去最多

 厚生労働省は27日、平成25年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を取りまとめ、公表しました。  厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状 […]

長時間労働で突然死 賠償請求

 携帯電話販売の会社に勤務していた30代の男性が2010年に突然死したのは、会社が長時間労働やパワハラを放置するなど安全配慮義務を怠ったためとして、24日に神戸市内に住む両親が携帯電話販売会社に対して約1億6450万円の […]